サブ・グループ2「超少子高齢化と社会保障」


研究概要

 このグループでは,超少子高齢化と社会保障の視点から,市民的資質の育成を目指す公民教育の可能性を考究しています。
 近年,超少子高齢化の急速な進展を受けて,多様な人々がともに支え合える社会を実現する社会保障のしくみのあり方を,問い直すことが求められています。 その方策には,制度的な充実のみならず,教育的な拡充が極めて重要です。
 このような超少子高齢化と社会保障の現状を踏まえて,市民的資質の育成を目指す公民教育では,主として,次の三つの要素を取り入れた教材づくりを試みる必要があります。
 (1)超少子高齢化の現状と,社会保障のしくみの方向性を理解する。
 (2)社会的なものの見方・考え方を活用して,超少子高齢化が影響を及ぼす様々な社会の課題を考える。
 (3)多様な価値をもつ人々が,ともに支え合える社会の実現を目指して,議論し合い,その解決のために協調的に行動する。
 今後,これら三つの要素を取り入れた社会科・公民科の授業開発を行い,超少子高齢化の急速な進展のもとでの公民教育のあり方を,具体的に議論していく予定です。

文責:磯山恭子

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