サブ・グループ12
「グローバリズム・ナショナリズムとアイデンティティ」


研究概要

現代社会における位置づけと現在の進行状況
 現代社会をとらえるよく知られたキーワードに「グローバル化」があるが,私たちは表面的な現象としてのグローバル化のみを対象とするのではなく,さらにその奥にある「ものの見方・考え方」としての「グローバリズム」,及びその対概念である 「ナショナリズム」を対象にすることを通して,現代社会のとらえ方についてより深く検討したい。 衆知のように世界は,グローバリズムが強まれば強まるほどに,その反動としてナショナリズムも強まっている。したがって,この両者を合わせ鏡にすることで,現代社会の姿はよりわかりやすくなるのでなないか。 またその際,社会のあり方としてのグローバリズムやナショナリズムと,個人の生き方としてのアイデンティティの関わりを検討することで,よりリアルに具体的に,現代社会の姿が描き出せるのではないかと考えている。
 教材開発を進めるに当たっては,ローカル・ナショナル・グローバルといった空間的な広がりと,「包摂と排除」「流動と変容」「公と私」などの鍵概念を掛け合わせたマトリクスを作ることを考えているが,まだアイデアの段階で, 詳細は目下検討中である。

文責:水山光春

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