サブ・グループ1「若者の貧困と社会的排除」


研究概要

 サブグループ1「若者の貧困と社会的排除」は、貧困問題に関する見方や考え方をどう育むべきかを検討しています。  
 貧困問題は、日本社会全体において大きな問題となっていますが、特に若者において問題となっています。貧困がゆえに学校に通えない、授業に専念できないといった学校への直接的な影響だけでなく、権利があるという事実と、権利行使できるわけではない現実との間に横たわる断絶から、学習内容に興味がもてない生徒たちも存在しています。そのような生徒たちに授業への興味を持たせ、学校へと再包摂し、社会的排除を克服するのもまた公民教育の課題ではないでしょうか。  
 本サブグループでは、貧困問題に対する見方や考え方を育むと同時に、貧困問題をどう克服するかについての授業実践の構築も目指しています。「政治・経済」に限らず「倫理」も含め、貧困をどのように見つめ、考え、行動すべきか。従来の公民教育ではじゅうぶんとはいえなかった「社会的排除」を克服するための貧困認識育成について検討していきます。

文責:鈴木隆弘

サブ・グループ1の取り組み

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Imformaition

                




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